こんにちは、石原です。

ここ4日間、ブログにお付き合い頂き、ありがとうございます!
ここまでの経緯
ということで、森田社長が作ったエレオノール(レモンのパスタ)に足りないものは、みんなで食べるということでした。
そもそも、このエレオノールは作るのがとても難しく
1.レモンとオイルの乳化
2.ソースを作る際の空気量
3.全材料と食器の配合温度
に細心の注意が必要なのです。
もともと森田社長が東京に来た時、某有名芸能プロダクションの方に「ご褒美」で連れて行って頂いたお店で食べたのがこのエレオノール。
メニューに無く、特別に作って頂いていたパスタを自分へのご褒美に、六花界で頑張れた時だけ、自分の「ご褒美」に食べていたのです。
そんなある日、いつもの様に頼むと「シェフが旅行に行ってるから」と言われ、食べることが出来ませんでした。
半年経ち、また頼むと「まだ旅行に行ってるから」と断られました。
仕方なく、その他の有名店で同じものを頼み倒したのですが、その店を超える店はありませんでした。
そして1年・・・
あの味が忘れられなくて、同じ店に戻り駄目元でエレオノールを頼むと「かしこまりました」と受けてくれたのです!
「帰ってきたんだ!」
食べたパスタは以前と変わらず最高のもので、嬉しくなって「シェフを呼んで下さい」とコンシェルジュに伝えたのです。
すると、コンシェルジュはボクに「森田さんに話をしなくてはいけないことがあります」と言ったのです。
そして続けて
「実は・・・
実はシェフが旅行に行っているというのはウソでした。
先日、若くしてガンで亡くなりました。」
と言われたのです。
森田社長は言葉無く、茫然と立ちすくみました。
「で、でも、このパスタは!?誰が!?」と聞くと。
「はい。
シェフが残していったものが一つだけあります。
それは・・・
この店のレシピです。」
と・・・。
その後、「生前お世話になった人にだけ提供出来る、幻のメニュー」として、何度か食べにいけたのですが、オーナーが代わり、簡単には食べることが出来なくなりました。
値段もパスタだけで3000円になります。
そこでシェアハウスをするのをきっかけに、同居人に美味しい御飯を作ってあげたい一心でエレオノールの再現を始めたのです。
たくさんの問題を、3カ月の間に、本気で1つずつ解決し、ようやく完成に至ったエレオノール。
2014年1月4日、5日の2日間限定で、一緒に食べてくれませんか?
シェアハウスは今年一杯で終わり、そのまま4店舗目に改装する前の、この日しか出来ません。
壁に落書きをしたり、新年の挨拶をしたり、お餅焼いたり、お屠蘇飲んだり。
詳細はハヤトモリタのFBの12/26の募集記事に、参加を書き込んで下さい。