おはようございます!
ある種の亀は年に一回、決まったシーズンにしか卵を産まないらしいです。
秋から年末が多いらしいです。
なのに、こんな年始に
なんか産まれました!!
しかも
四個!!
六花界で飲みながら亀(亀吉)のオーナー様と
モリタ「シェフ的に亀の卵、食べてみたいなぁ」
亀吉の父「あ、だいぶ先ですが、年末に産まれたら持ってきます。」
って会話からたった四日目、、、
聞いてた(笑!?
って勢いで産みました!
季節ハズレに期待に応えた亀吉!!
何しろ驚いた!
光にあてる。
あ、きれい。
よく見ると
黄身ある!!
神秘的。
実は殻がニワトリとは全然違う。
薄いプラスチックみたい!
割れない、、、
なので、ペティでゆっくり割く。
よいしょ、よいしょ。
お。
それっぽい。
殻が薄くて丈夫!!
早速何を作るか考えてみました。
あと3個しかないから、悩むなぁ。
あと3個しかないから、悩むなぁ。
【やってみたい料理】
・オムレツ or 卵焼き
・オムレツ or 卵焼き
・なんらかの生地の材料
・プリン等のデザート
大きく出すとこんな感じよね(笑
とりあえず亀の卵について
調べてみました。
が、全然載ってない!!!
一個だけ出てきたのは
生食はダメ
ってことだけでした(笑
おぉ、、、困った。
①まずは割ってみる
おそるおそる卵黄にメスを入れる。
なんか弾力があるけど、反発感がない(笑)?
おぉ、、、
ドロっと出てきたし、、、
まるで
カスタード。
甘味のない、カスタードって感じ。
これ、気づいたんだけど、
鶏卵とは全然違う。
舐めたら旨味も少なく、ザラザラしてるんだ。
白身はなんか香りが結構ある!
何が鶏と違うんだろ???
あ、わかった。
爬虫類の香りだ。
②ゆで卵
とりあえず茹でるところから始めてみよっかな。
熱湯に入れること5分。
鶏卵の容量の四分の一ほどの容積なので、5分でも長いかもしれないなぁ。
冷水で締めて、
割る!
あれ!?
固まってない!!
あれれれ!!??
タンパク質の熱硬化変性がない!!
これは発見!!!!
だけど、食べてみたら、、、、
臭い(笑)
むぉぉぉぉ!!
なぜか熱によって香りが増しました!
亀のアピールきた!
動きの遅い亀から即効性の匂い!
・・・亀吉には悪いけど少しテンションが下がりました(笑)
【ここまでに亀吉から学んだこと】・殻は薄いプラスチック・黄身はカスタードのよう・舌触りはザラ着く感じがある・熱硬化変性が少ない・溶けたバターのような白身・基本的に爬虫類の匂い・臭いは温度を上げると急速に増す
こうなったら素材を使うしかない!
③パン作る
火を通すことが前提。
今まで得た特性を生かすならば、パンが1番いいんじゃないか!!
強力粉を使って、もちもちの
亀パン
を作る!
・・・これ
まざるのかな(笑
なんかとりあえず形になった。
ちょっとボソボソしてるけど、まぁ焼くか、、、
(1次発酵から焼き上げまで1時間)
・・・
うわ!
パン!
普通のパン!!
あらら、ふわふわだわぁ
ほんのり
亀の香りするわぁ(笑
実食。
モグモグ。
味???
めっちゃ美味しい!!
せっかくだから
トルティーヤにしてアボガドとにんじんでタコスも美味しい。
でも
やっぱり
攪拌して漉して、アイスっぽく冷やして、少しトリュフ削ったのが一番うまかったです。
ちゃんと亀の香りとトリュフの香り、あう!!!
合掌。
ありがとうございました!