人の優しさに触れ、一気に福岡から名古屋まで進んだ石原。
寒い夜をインターで過ごし、また東京に向かうのである。
1日目は「こちら」。
2日目は「こちら」。
3日目は「こちら」。
そして本日4日目。
石原「ただいま朝6時です。
早く六花界のお肉が食べたいです。
気を引き締めなおしてがんばります!」
~ヒッチハイク開始3時間後~
100台近くの車に声を掛けた、、、しかしつかまらない。
石原「朝ヒッチハイクするのは難しいのかな?結構車は出ているんだけど・・・。」
???「あの~、すみません。」
石原「お、あ、あ、はい。」
???「もしよろしければ静岡まで送りましょうか?」
石原「ほ・・・本当ですか!?
やったー!!」
???「はい。ですけど、名古屋に一度よりますがよろしいですか?」
石原「はい!ぜんぜんかまいません!むしろよりたいです!ありがとうございます!やった!静岡だ!」
5番目に乗せてくださったのは藤井さん。
とても物腰が柔らかく、何でも丁寧にお話してくださる方です♪
~名古屋へ移動~
藤井さん「ちょっと用事を済ませてくるのでこの辺りで待っていてください。
コンビニくらいしか無くてすみません。」
石原「いえ、コンビニがあれば十分です!むしろ気を使っていただきありがとうございます。(見ず知らずの僕に、ここまで気を使ってくださるなんてなんて優しい方なんだ!僕もいろんな人に気を使えるようになるぞ!)」
藤井さん「じゃあ行ってきますので、よろしくお願いします。」
石原「はい!行ってらっしゃい♪
なんか嬉しいなぁ。」
プルルル…
石原「お!社長から電話だ!はいもしもし…」
モリタ「おう!石原!今どんな感じ~?」
石原「今、静岡まで送ってくださる方がいらっしゃいまして、その方に用事があるらしくて名古屋にいます。」
モリタ「なに!そんなに進めるの!?今日もノってるな!ひょっとしたら明日には帰れるかもな?」
石原「はい!あり得るかもしれませんね!」
モリタ「ちなみに今どの辺や?」
石原「名古屋の豊山町のコンビニです!」
モリタ「ちょっとまっててな…、
(事務所のPCで何やら検索してる模様)
お!石原面白いもんあるで!」
石原「なんですか?」
モリタ「そのコンビニの近くに中央卸売市場があるみたいだぞ。行って勉強してみたらどうや?」
石原「はい!行って勉強してきます!」
まさにコンビニの裏手には、
名古屋市中央卸売市場ーーー!!!
石原「おおおお!果物がいっぱいだ!ここは青果の卸売市場なんだ!」
石原「どれどれ~。こっちはみかんだし…」
石原「こっちはりんごか~。」
すると一人の作業員さんが声をかけてきた。
作業員さん「なにかお探しですか?」
石原「あ、いえ、勉強できました!」
作業員さん「実はここ、関係者以外立ち入り禁止なんですよー。」
石原「え!(またやってしまった)」
作業員さん「一応守衛さんに言えば入館証をもらえますので所定の手続きを、、、」
石原「いえ、大丈夫です!ありがとうございました!」
でもでも勉強になったぞ!
帰って六花界に生かさなきゃ!
石原「あ…、書いてた(笑」
プルルル…
石原「お!藤井さんからの電話だ!すぐに向かわなきゃ!」
~藤井さんと合流~
藤井さん「静岡に入ってすぐの浜名湖サービスエリアまでになりますけどいいですか?」
石原「大丈夫です!浜名湖サービスエリアってどんなところですか?」
藤井さん「浜名湖のほとりにあるサービスエリアで景色がすごくいいですよ♪」
石原「本当ですか!たのしみだな~♪」
~名古屋から静岡へ~
藤井さん「浜名湖が見えてきましたよ!」
石原「うおおおおお!めちゃくちゃきれいですね!」
藤井さん「晴れててよかったですね♪」
石原「はい!(すごく気を使ってくださって本当にありがたいです。)」
藤井さん「浜名湖サービスエリアに着きましたよ。」
石原「ありがとうございます!」
藤井さん「では、私はこれで。」
石原「本当にありがとうございました!(最後まで丁寧にお話してくれた。僕もみなわらなきゃ!)」
石原「せっかくだから浜名湖と一緒に写真を撮ろう♪」
石原「うわ、あらためて、僕、不細工だな。」
石原「うなぎパイ!お土産定番ですね♪」
石原「うなぎパイにVSOPなんてあるんだ!」
すっかり観光もしてヒッチ開始。
~そして2時間後~
石原「あんなに車が来ているのにここまで成果無しか…。」
プルルル…
石原「社長から電話だ!はい石原です!」
モリタ「おい~っす!順調か?」
石原「あ、一日で一番楽しい時間が来ましたか?」
モリタ「そうやよ!2回目のサイコロの時間です!
よし!今回の「いいね!」数は…
127です!」
石原「うおおお!ありがとうございます!」
モリタ「後はサイコロだけやな!」
石原「はい!よっしゃ!今日も気合入れて振るぞ!」
コロコロ…
石原「出ました…」
石原「1!」
モリタ「(爆笑)」
石原「(ちーーん)」
モリタ「お前、これ、コントやで(笑」
石原「ノンフィクションなのですがね。」
頂いた金額
127円。
~そして3時間後~
石原「ぜんぜん見つからない。
もう日が落ち始めているしもっとがんばらないと!
…にしても、今日も寒いな。少し暖まろう。」
~フードコートへ移動~
石原「静岡おでん!こんな寒い日にぴったりだ!是非いただこう!」
石原「アツっ!熱いって!でもうまいし、暖まる~♪」
~ヒッチハイク再開~
ヒッチハイクを再開した瞬間!
再び奇跡が起こった!
石原「おお!東京方面のナンバー!すみません!僕ヒッチハイクをしていまして、東京方面に行きたいんですが…。」
???「え?ヒッチハイク?なんか面白そうっすね!」
石原「(すごいノリノリだ!)はい!
福岡からここまでヒッチハイクできました!」
???「福岡から!?マジすか!すげぇ!東京まで帰るんでぜひ乗ってください!」
石原「いいんですか!?やった!これで東京まで行けるぞ!」
???「ちなみにゴールはどこになるんですか?」
石原「神田駅の近くにある六花界という焼肉屋さんです。」
???「それなら通り道ですし、ゴールまで乗せていきますよ!その方がかっこいいですよね!」
石原「うおおおおお!ありがとうございます!本当にうれしいです!」
なんと!ゴールまで乗せてくれるという6番目の方は潮田さん。
運送関係のお仕事をされていて、盛り上げ上手で何でも楽しんでくれるお兄さんです!
一緒にいるだけで、こちらも楽しくなってしまいます!
石原「よろしくお願いします!」
潮田さん「こちらこそお願いします!高速の車の中って本当につまらないんですよね!そこに石原さんが来てくださって楽しく帰れます♪」
石原「ありがとうございます!」
潮田さん「ここでみかん買ったんで、みかん食べますか?」
石原「ありがとうございます!いただきます♪」
~東京まで移動~
潮田さん「そろそろお店に着きますよ♪」
石原「すごいです!夢見たいです!福岡からしかも店の目の前まで来れるなんて!」
潮田さん「福岡からですもんね!いや~面白い人に出会えてよかった!」
石原「こちらこそです!最初はどうなるかと思っていたんですが、本当にすばらしい人たちに出会えてその人たちに支えられてここまでこれました!潮田さん、本当にありがとうございます!」
潮田さん「いろんな人に支えられて来られたんですね♪」
石原「はいっ!送っていただいた皆さんだけではなくて、森田社長はヒッチハイクを許して時間を作っていただいただけでなく、いつも心配して忙しい中ご連絡を絶えずしてくださいました。スタッフの皆さんも全員フォローしてくださいました。」
潮田さん「いい社長さんにスタッフさんですね!みなさん待っていると思いますので行きますよ~♪」
石原「石原!ただいま帰りました!」
六花界のみんな「おかえり~!おつかれさま~!」
石原「潮田さんもありがとうございました!」
潮田さん「いえいえ!僕もすごく楽しかったです♪次があるのでこれで!」
石原「六花界の皆さんに祝ってくれるようにしてくださった潮田さんには本当に感謝しかありません!」
潮田さんが帰られた後、
よく帰ってこれたな!
ブログ見たよ!すごくいい出会いをしてきたんだね♪
何事もなくって本当に良かった。おめでとう!
皆さんお祝いの言葉を掛けてくださいました!
こんなに嬉しいことはありません!
石原「本当にありがとうございます!皆さんのおかげでここまで帰ってくることができました!」
最後の移動距離300キロ!
再び奇跡を起こし!
なんと!六花界まで車で来ることができた!
それができたのもドライバーさんの暖かい心遣いが有ったからこそ!
本当にありがとうございました!
こうして!長い長いヒッチハイクの旅は終わった!
だが、これは決して石原の力ではなく、乗せて移動してくださった皆さんと、営業の穴を埋めてくださった森田社長を初めとする六花界スタッフの力があってこそ達成できた旅であったことを忘れてはいけない!
多くの人の優しさに触れ、厳しい環境でも諦めずに帰ってきた石原の今後にご期待ください!
※撮影許可の関係で画像が抜ける場合が有ります。
モリタ「石原~!そういや、ガッキーに連絡した?」
石原「あ…スミマセン…」
ガッキーは石原が到着したことを知らないままだった…。
これも、実話である。