ヒッチハイクを始めた石原には早くも苦難が訪れていた。
日ごろの行いが悪いのだ。
セミのたたり(リンク参照)だ。

石原「かれこれ50台は声かけてるけど難しそうだな…。
こんなにかわいい見た目なのにな。
そうだ!貨物の搬入口とかどうだろ!?」
石原「やっぱりあった!ここならトラックが行けそうだ♪」
と、何台かに声を掛けているところ、守衛さんから声を掛けて頂いて。
守衛さん「何してるの?」
石原「ヒッチハイクですけど、お邪魔でしたか?」
守衛さん「いや、やってもいいけど東京方面は少ないから移動した方がいいよ。」
(いいのかよ(笑!?)
石原「おぉ、本当ですか……移動するか。」

そして移動したのはコンビニ。
石原「ここのコンビニにするか! だって…

石原「トラック専用駐車場がありますから。」
石原「早速大阪ナンバー発見!すみません。今ヒッチハイクしていまして…」
ドライバー「ごめんね、うちの規則で乗せちゃだめなんだ。」
石原「そうなんですか。分かりました。ありがとうございます!」
それ以降トラックは来なかった…。
石原「こうなったら近くの道路でヒッチハイクかなぁ」
~2時間後~
石原「もうだめか…」
諦めかけたの瞬間、、、
???「あのー」

???「近場しか無理だけど乗っていきますか?」
石原「え!?本当ですか!」
???「東京方面だと福岡インター良いですよね。」
石原「ぜひお願いします!」

なんと、記念すべき1番目にヒッチハイクで拾ってくださったのは、地元の不動産業者の営業をされている三原さん。
三原さん!カッコよすぎます!!
大好きです!!!

石原「本当にありがとうございます!」

三原さん「近くにカレー屋があるんで行きましょう。」
石原「あ、あの、、、実は僕お金ないんですよ…」
三原さん「僕だしますよ。一緒に食べましょう♪」
石原「!!!
マジすか!?ありがとうございますぅ!!!」

石原「どれにしようかな…」
三原さん「選びづらいでしょ?
僕が頼むよ。ここに乗ってるトッピング全部のせで。」
石原「!!!
マジすか!?ありがとうございますぅ!!!」

2人「いただきまーす♪」

石原「めっちゃ乗ってますね!」
三原さん「なんかごちゃっとしちゃったね。」
石原「いえ!美味いっす!腹、減ってたんです!!」
~完食~
2人「ごちそうさまでした。」
三原さん「じゃあがんばってね!」
石原「はい!頑張ります!」

石原は、このチャンス、生かせられるか!?
石原「よし!!ヒッチハイク再開っと!」
~1時間後~
石原「んっ!一台止まったぞ!」

石原「(うぉ!イケメン!!)…すみません!!」
???「逆方向ですけど乗っていきます?サービスエリアの方がトラック捕まると思いますよ。」
石原「そうですね…。うちの社長が逆方向でも乗せてもらった方が良いって言ってました!ぜひ、お願いします!」

石原「距離は延びちゃうけど高速には乗れたぞ!(しかもイケメンの車)」
2番目の人は藤本さん。現在大学3年生で昨日海外留学から帰ってきたそうです。
藤本さん「近い所と大きい所、どっちがいいですか?」
石原「せっかくなんで大きいサービスエリアでお願いします!」
藤本さん「じゃあ広川に行きます。」
石原「お願いします!」

藤本さん「到着しましたよ。」
石原「ありがとうございます♪」

藤本さん「ここなら上りに渡れますんで行けますよ!」
石原「ありがとうございます!行って来ます!
(ボクもこんな心も顔もイケメンになりたい)」

石原「聞いた場所だとここから…」

石原「トンネルを通ると…」

石原「おお!着いた!」
藤本さんの教えてくれたとおり!
なんて親切な人なんだ!ありがとうございます!!

石原「上りは雰囲気ちがうな~。」
石原「さて、ヒッチハイク再開っと。すみませーん!」
ドライバー「ごめん今日は無理なんだ。あと、みんな今から休憩すると思うよ。労働基準法の絡みでね。」
石原「そうなんですか!?分かりました。ありがとうございます。」

石原「本当に全部明かり消えちゃってる。僕も一回仮眠をとろう。」

高速には乗れたが、57キロ後退。
九州脱出は果てしなく遠い。
※めっちゃ後退しているように見えますがこれから巻き返すのです。
1日目に福岡を脱出出来なかった石原!
この後どうなってしまうのか!
続報を待てっ!
※このブログはリアルタイムで更新しております。
本日の進捗
福岡⇒東京(六花界) 1200km
移動距離 -57km
目的地まで 1257km(57km増えた)
※撮影許可の関係で画像が抜ける場合が有ります。