秩父社員旅行のある夜・・・。

モリタ「旅行楽しいな~♪」
みんな「そうっすね!」
モリタ「にしても、夜なのにセミうっさいな!」

石原「昔はよくセミ食ったなぁ・・・。」

全員「はぁ!?」
石原「えっ?」

石原「みなさんセミ食べないんですか?セミは夏の貴重なタンパク源で、故郷では・・・」
モリタ「んなことはどうでもええねん!お前マジか!?」

石原「マジも何も普通食べません?」

全員「(うわぁ・・・。コイツマジか・・・。)」

ガッキー「石原・・・、マジでセミ食うんやな?」

石原「・・・はい。」

ガッキー「モリモリ、行ってみる?」
モリタ「ほんなら行ってみよか?」

モリタ「ガッキー、あぜっち、セミ捕りに行こ!」
ガッキー・あぜっち「りょ〜か~い♪」

モリタ「捕ってきたよ〜♪」
全員「おかえり~♪」

モリタ「みてみて~♪」

モリタ「セミ~♪」
。。。。。。
全員「(これセミ、違うくない!?・・・。)」

石原「いやいや!森田社長!それセミじゃないですよ!」
全員「(あ、ツッコんだ・・・!!!)」

モリタ「石原~♪セミ食えよ~♪」
石原「しゃしょ〜、こふぇはふぇみじゃないふぇす!」
(※暴力ではなくじゃれあっているだけです。)

モリタ「石原~、セミ食わないのかよ~。」
石原「ムリっす~、これカブトムシのメスで・・・」
モリタ「あんこら!?」
ガッキー・あぜっち「ただいま〜♪」

あぜっち「石原!でっかいセミ捕ってきたよ!」
ガッキー「マジですごいで!」

石原「本当ですか~?これでクワガタだったら怒りますよ?」
あぜっち「ホントだって!見てみろよ!」

あぜっち「なっ?セミだろ?」
石原「お!イイっすね!これなら食えます♪」

全員「(コイツ・・・、マジだったのか・・・。)」

石原「じゃあ調理してきます!」
全員「(見たくね~。)」
モリタ「オレ・・・、責任持って見届けるわ・・・。」

石原「こいつを火に掛けるぞ~♪」
モリタ「(マジか!)へ・・・へぇ・・・。」

石原「さてと♪」
モリタ「(アカンやつや!)もっと別な調理方法があるんちゃうかな?な?」

モリタ「ぎゃぁ~!」
石原「?」
(※諸事情により見づらい画像となっております。ご了承ください。)

石原「皮を剥いで、中をほじって・・・。」

モリタ「(コイツ・・・、同じ人類か?)う・・・うまそうやな!石原!」
石原「ハイ♪」

石原「いただきま〜す♪」
ガッキー「(コイツ、マジで妖怪やろ・・・。)」

石原「(モグモグ・・・。)」
全員「(セ・・・セミを食ってる・・・。)」

石原「ご馳走様でした~♪」

全員「(セミって・・・ホントに食えるんだ・・・。)」
その夜・・・、真夏の秩父の空気は凍りついていた・・・。